明治29年創業 畳のかなもり

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2012年12月21日

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No.13 白川公園の茶室

熊本市には茶の湯を行う場所がいくつかありますが、そのうちのひとつに白川公園茶室があります。
この茶室は、昭和38年に福岡に建てられていたものを移転してきたものです。京都市上京区にある千利休が建てた『表千家不審庵』を手本に作られています。
中には、茶室が三室あり催し物のある日には県内外の茶の湯をする人たちが1000人以上も詰めかけるとのことでした。
今回工事したお部屋は、続き間の茶室10帖・8帖・8帖と床の間です。
お正月などに行かれる方は、い草の香りと清清しい青畳を楽しむことが出来ると思います。

●住所 熊本市草場町5-1 熊本北警察署の隣白川公園内の中です。

●畳表 八代産JAS特等

●畳縁 浮20番 黒

●床畳 龍鬢表(大目)

●畳縁 西陣織 高麗縁112番七宝金

 

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茶室が3部屋並んでいます。時代劇に出てきそうな続き間です。

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茶の湯の時には炉を作るために、この小さな炉畳を取り外します。

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床の間の畳は、特別な畳を使います。りゅうのひげと書いて龍髭畳といいます。

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白川公園茶室のように大きな部屋には目巾も広い龍髭を使用します。

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畳の回収作業をする工場長の米納

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畳を剥いだ後にはたくさんのホコリなどがあります。

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フスマにも正式な茶室のこだわり。日本古来の伝統フスマ絵『青海波』の紋様。

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