お知らせ
2013年06月13日
お知らせ
No.51 畳の表替えについて
今日は、畳の表替えについて説明します。
以前畳工事は、お客様宅に職人がお伺いして台を広げて手作業で行っておりました。そのため、畳が二部屋〜三部屋になると2〜3日かかっていました。
現在では、畳を工場に持ち帰り1日で仕上げて納品まで完了します。
おまけに、タンスの裏や畳の下など大掃除まで私たちでやりますのでとても手軽に簡単に実施できます。
畳替えは、以下の手順で行われます。
1、電話・メールなどでお見積もりのご依頼
2、お見積もり (お客様宅にて)
3、古い傷んだ畳の回収作業
4、工場にて表替え (補修作業・リユース)
5、納品
以上の行程で行われます。今日ご説明するのは4番の、工場にて行われる作業を説明します。
古い・傷んだ畳表を、糸を切って剥がすと畳床(芯・畳の中身)が出てきます。写真はわら床です。
防虫シート(オプション;ダニ知らずシート)などを巻き込みます。
新しい畳表を縫い付けます。下の写真は、畳クリーナーでキレイに掃除をしたところです。
次に、畳縁を縫い付けます。この作業は、見積の時にお客様にお選びいただいた図柄の縁を使用します。
縫い付けた畳縁を折り曲げて、隅を固定します。この作業は手作業となります。
最後に畳縁を折り曲げて固定する、返し縫いという作業を経て完成です。