お知らせ
2015年04月10日
お知らせ
No.106 金閣寺の畳表の作者はこの方です その2
イ草造りは、その年によって雨の降り方や気温など気候が変わります。
だから、何月何日に植え付けしたり、イ草を刈り取ったりと決められません。
それぞれの年で、イ草の生長も違います。
そこで、吉田さんは庭の梅の木に花が咲くのを見て作業の進め具合を決めるのだそうです。
自然の物は、自然を見て決めるということですね。
6月から7月にかけてイ草を刈り取ります。
一面に育ったイ草の田んぼは壮観です。ただし、これを刈り取って乾燥して倉庫に格納する作業はとても重労働。そんなに簡単には良いイ草は作れません。
私も、一昨年初めてイ草の刈り取りを手伝ってきました。